この冬は例年にくらべ寒いかなぁ

 越後の山奥。昨日の朝、チラットと細雪が舞った
 年初。中秋の暖かみの残るうちに、ピンコロと理想的にこの世を人知れずに去るのかなぁ~。と、漠然と思ったが、豈はからんや85歳の誕生日を過ぎても、ヨロヨロとしながら独居を続けている自分が不思議でならない


 人生の見通しが外れ、越冬生活の準備に追われる羽目にアクセクと日々を過ごしているが、この歳になって気付いたことは、悲しいことだが食欲だけは旺盛である。
 朝、炊き立てのご飯に海苔に鰯の煮つけと野菜漬だけで充分満足している。
この調子だと下手すると90歳まで行くのかとフト頭をよぎり、幸か不幸か、そら恐ろしくなる
 それにつけても、戦後の貧しい食生活の体験が、今になって恋しく想い出され、粗食が長寿の要因かなと、ボンヤリと脳裡をかすめる


 正に、歴史は巡り、地球規模で人心が揺らいで騒々しい世の中の到来は御免だ!!