この冬は例年にくらべ寒いかなぁ

 越後の山奥。昨日の朝、チラットと細雪が舞った
 年初。中秋の暖かみの残るうちに、ピンコロと理想的にこの世を人知れずに去るのかなぁ~。と、漠然と思ったが、豈はからんや85歳の誕生日を過ぎても、ヨロヨロとしながら独居を続けている自分が不思議でならない


 人生の見通しが外れ、越冬生活の準備に追われる羽目にアクセクと日々を過ごしているが、この歳になって気付いたことは、悲しいことだが食欲だけは旺盛である。
 朝、炊き立てのご飯に海苔に鰯の煮つけと野菜漬だけで充分満足している。
この調子だと下手すると90歳まで行くのかとフト頭をよぎり、幸か不幸か、そら恐ろしくなる
 それにつけても、戦後の貧しい食生活の体験が、今になって恋しく想い出され、粗食が長寿の要因かなと、ボンヤリと脳裡をかすめる


 正に、歴史は巡り、地球規模で人心が揺らいで騒々しい世の中の到来は御免だ!!

再入村します

暫く休んでおりましたが、再入村しますので宜しくお願い致します
何しろ平均寿命をオバーし、記憶力極度に衰えてますので、何かと御迷惑をおかけしますが、悪しからず御容赦くださいませ
足越弱り閉じこもりですので、皆様の投稿が唯一社会との繋がりです

雪のない冬

 毎年。この時期は、家の周辺や駐車場の除雪が日課の最大行事であるが、今年は全くその余分な仕事がなくなった。地球温暖化が確実に進んでいることを如実に感じる、今日この頃である。
 雪国に住む高齢者は、皆、朝晩の仕事がなくなったことに内心嬉しいやら、反面、永い人生の経験則から訳もわからない不安感を覚えている。
 特に、農薬に頼らない伝統的な農業に携わる人々は田畑の害虫の自然駆除の影響が気になってしようがない。
 今日ヘルパーさんが、”ふきのとう”の天麩羅をもってきてくれた。
 例年3~4月頃に我が家の裏庭に芽を出すのに・・。なんと早いことか!
「閑話休題」
 1月は日めぐりが、なが~く感じたが、2→3月はなんと早いことか、特別に日課が変わったこともないのに。
 傘寿を迎えても、健康であれば体が”春の訪れ”を察知しているのだろうか・・
 老いたりといえども、内面に生活の苦悩を抱えているであろうも、外面にその表情を億尾にも出さない精神的に健康な中年女性の美しさは、昭和の映画女優に通じるものがある。と、今更ながらつくずく覚える。
 これも、春の悪戯か・・